私は、かれこれ5年ほどテレワークを続けています。1日8時間の勤務が基本ですが、実際には1日14時間ほど、デスクに向かっています。これだけ長い時間を過ごす場所なので、デスク環境には、相当こだわりました。この記事では、在宅ワーク(テレワーク・リモートワーク)のデスクまわりを、私がどんな順番で、何を基準に選んだかを紹介します。

- 長時間触れる・見るものから、優先してこだわると、満足度が高い
- デスクの脚は「向かう時間の費用対効果」「身長に合う高さ」「移動できるか」、天板は「化粧板か天然木か」で選ぶ
- 迷う理由が値段なら、買いたいほうを買う。安さだけで選ぶと、結局買い直すことになりやすい
私がデスク環境にこだわる理由
もともと、デスク環境には憧れがありました。ただ、以前は現場仕事で、デスクをいじる時間はほとんどありませんでした。それでも趣味で、スチールラックに天板を乗せて、なんちゃってDIYを楽しんでいました。
転職をきっかけに、働き方が変わり、一気にデスクワークに切り替わりました。いまは、毎日、相当な時間をデスクで過ごします。だから、環境にこだわることにしました。
デスクを選ぶ考え方|長時間触れる・見るものから優先する
私がデスクを選ぶときの基準は、「長い時間、触れるもの・見るもの」です。優先した順に並べると、次のとおりです。
| 優先 | 選んだもの | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | スタンディングデスク(昇降デスク) | 健康への影響が一番心配だったから。すぐ立ったり動いたりしたい |
| 2 | キーボード | 毎日、勤務時間分だけ触れるものだから。使っていて楽しいものがいい |
| 3 | 天板(天然木の集成材) | 毎日目に触れ、手で触れ、一番面積が大きいから |
| 4 | ウルトラワイドモニターとモニターアーム | 大画面での作業や、画面分割をよく使うから |
1|スタンディングデスクで、すぐ立てる・動ける環境に
一番こわかったのは、健康への影響です。長時間座りっぱなしにならないよう、すぐ立ったり動いたりできる、スタンディングデスクを導入しました。
私は、あまりじっとしているのが得意ではありません。立って使うと、細かく動けるので、相性がいいと感じています。座:立は、7:3くらいです。
脚は、FlexiSpotの「EJ2」(脚のみ)です。天板は別に用意して組み合わせています。選び方は、次の記事にまとめています。
2|キーボードは、使っていて楽しいものを
キーボードは、毎日、勤務時間分だけ触れるものです。だから、少しでも使っていて楽しいもの、使いたくなるものにしました。
学生時代も、シャープペンやノート、筆箱を、お気に入りのもので揃えて、勉強のモチベーションを高めていました。たぶん、その延長線上です。人は変わらないものだと思います。
キーボードは、複数種類を使い分けています。気分ですが、家ではLofree Flow Lite JIS、屋外ではロジクールのMX KEYS miniを使うことが多いです。
家で使う|Lofree Flow Lite JIS(ホワイト)
日本語配列のロープロファイルのメカニカルキーボードです。静音のリニア軸で、スペースキーが分割されています(Amazonの商品情報より)。
屋外で使う|ロジクール MX KEYS mini(KX700)
テンキーのない、コンパクトなワイヤレスキーボードです。USB-Cで充電でき、BluetoothとLogi Boltで接続します(Amazonの商品情報より)。

3|天板は、天然木の集成材に
天板は、天然木の集成材にしました。毎日目に触れて、毎日手で触れる、一番面積の大きいものです。部屋の面積の中でも、小さくない割合を占めます。
いまは、ほとんど木材にしか見えないメラミン化粧板など、素材がたくさんあります。ただ、ちょっとした凹凸や、唯一無二の木目には、天然木にしかない安心感があります。
本当は、無垢材にしたかったのですが、予算の都合で諦めました。いまなら買えるかな、と思っています。無垢材とウォールナットについては、次の記事で調べました。
- 無垢材のデスク天板はどう?集成材との違い・デメリット・選び方
- ウォールナットのデスク天板|集成材と無垢材の違い・価格・選び方
- デスク天板はオーダーで選ぶ
- FlexiSpotの天板は買うべき?公式天板とオーダー天板を比較
私の天板は、ゴム(ラバーウッド)の集成材で、160cm×60cm×3cmです。購入時(2022年ごろ)は約11,000円で、現在は12,760円です(2026年9月時点、送料別・無加工・無塗装)。
4|ウルトラワイドモニターと、すっきり見せるモニターアーム
仕事の都合上、大画面での作業や、画面の分割を、よく使います。そのため、ウルトラワイドモニターにしました。あわせて、デスクの上をすっきり見せられるモニターアームを選びました。

デスクまわりの全体は、【デスクツアー】木材天板が主役のデスク周りで紹介しています。
デスクを選ぶときの確認ポイント|脚と天板
デスクの脚(フレーム)
- デスクに向かう時間から、費用対効果を考える。長時間向かうなら、脚にお金をかける価値があります
- 自分の身長や体型に応じて、適切な高さを把握する。デスクの高さを考える
- キャスターなど、移動できるか(可動性)に配慮する。デスクと家具の可変性・可動性・可搬性
デスクの天板
- 素材を決める。化粧板(メラミンなど)か、天然木か。好みの問題ですが、毎日目と手に触れるので、先に決めておくと選びやすくなります。FlexiSpotの天板は買うべき?公式天板とオーダー天板を比較、デスク天板はオーダーで選ぶ
買って後悔しやすいパターン|安さだけで選ぶ
やりがちな失敗は、とにかく安いものを選んで、品質に不満が残り、結局、最初に迷った品質のいいほうを買う羽目になることです。私は、迷う理由が値段なら、買いたいほうを買ったほうがいいと考えています。
私も以前、四つ脚を取り付けるタイプの安い脚を試して、グラグラで後悔したことがあります。毎日使うものなので、土台になる部分は、ある程度の値段がしても、安心できるものがよかったです。
デスクの基本|サイズ・高さ・配置
こだわりの前に、サイズ・高さ・配置という基本があります。私の選び方は、次のとおりです。くわしい考え方は、それぞれの記事にまとめています。
- サイズ:奥行き60cm×幅160cm。モニターを置いて、A3サイズの資料も広げたかった。デスクサイズの決め方
- 高さ:77cm。座面45cm、座面からデスクまで32cmで、人によって違う。デスクの高さを考える
- 配置:窓・壁・ドアとの位置関係で決める。デスク配置の決め方
予算が限られるときは、どこから優先する?
私の考えは、シンプルです。
- 過ごす・触れる時間が長いもの、面積が大きいものは、可能な限り削らない。長期的にみると、コスパが良くなります
- 使う場面が限られるもの、見えにくいものは、コスパで選んでも、意外と後悔しにくい
私の場合は、予算の都合で、天板の樹種を妥協しました(無垢材を諦めて、ゴム集成材にしました)。一方で、毎日長時間向かう昇降デスクは、優先しました。何を優先するかは人によって違うので、あなたの基準で、優先順位をつけてみてください。
よくある質問
在宅ワークのデスクは、何を優先して選べばいい?
私は、長時間触れるもの・見るものから優先しました。具体的には、昇降デスク、キーボード、天板、モニターの順です。優先順位は、人によって違います。
安いデスクでもいい?
使う場面が限られるものなら、安くても後悔しにくいです。一方、毎日長時間使うデスクの脚や天板は、安さだけで選ぶと、品質に不満が残って、買い直す羽目になりやすいです。迷う理由が値段なら、買いたいほうを買ったほうがいいと、私は考えています。
昇降デスクは、在宅ワークに必要?
必須ではありません。私は、健康への影響が心配で、すぐ立ったり動いたりできるよう導入しました。じっとしているのが苦手なので、相性がいいと感じています。
天板は、木とメラミン化粧板のどっちがいい?
見た目が木材のようなメラミン化粧板もあります。私は、凹凸や木目など、天然木にしかない安心感を求めて、天然木の集成材にしました。好みの問題です。
長時間デスクワークをするとき、デスク環境で気をつけていることは?
すぐ立ったり動いたりできる環境にしています。座:立は7:3くらいです。
まとめ
- 長時間触れる・見るものから優先して、こだわると満足度が高い
- デスクの脚は、向かう時間の費用対効果・身長に合う高さ・移動できるかで選ぶ。天板は、化粧板か天然木かを決める
- 迷う理由が値段なら、買いたいほうを買う。長時間触れるものは、削らない

