デスクの天板は、サイズも素材も自由に決められるオーダーがおすすめです。私はゴム集成材の天板を4年以上使っていて、今も満足しています。樹種・厚さ・サイズ・加工の選び方を、実体験をもとに解説します。
- 天板は、傷つきにくい堅めの樹種(ウォールナット・タモ・ゴム)が失敗しにくい
- 厚さは30〜36mm、奥行は600〜700mmが私のおすすめ
- 価格重視なら、ゴム集成材を無塗装で頼んで自分で仕上げる
デスク天板は「オーダー」で選ぶのがおすすめ
デスクの天板は、水平面の主役です。毎日触れる場所なので、サイズや素材を自分で決められるオーダーには、大きなメリットがあります。
- サイズがぴったり合う:私は既存のフレームに合わせて、棚板を572mm×320mmでオーダーしたことがあります。ミリ単位の指定どおり、ピタッと収まりました
- 素材と色を選べる:樹種や塗装で、部屋の雰囲気に合わせられます
- 手間がかからない:注文さえすれば、加工した木材が家に届きます。ホームセンターで切ってもらう時間も、失敗するリスクもありません
集成材と無垢材の違い
オーダー天板の材料は、大きく「集成材」と「無垢材」に分かれます。一般的な特徴は、次のとおりです。
| 集成材 | 無垢材 | |
|---|---|---|
| 材料 | 木材を接着して、板状にしたもの | 一本の木から切り出したもの |
| 特徴 | 反りや割れが起きにくく、品質が安定している | 木目や質感に個性があり、経年変化も楽しめる |
| 価格 | 抑えやすい | 高めになりやすい |
私は、コスパを重視してゴム(ラバーウッド)の集成材にしました。集成材と無垢材の違いは、柏田木材工業のコラムにもくわしく書かれています。
樹種の選び方|「堅さ」が最重要
デスクの上は、金属製の機器を置いたり、筆記をしたり、ときどき物を落としたりと、傷つくリスクがいっぱいです。だから、堅さのある樹種を選ぶのがおすすめです。
私のおすすめは、ウォールナット、タモ、ゴムの3種です。「これを選んでおけば失敗はしないだろう」という、個人的な意見です。オーク、アカシア、ナラなどもいい選択肢です。一方、パイン材は安価ですが柔らかく、傷つきやすいので、特別な理由がなければ避けたほうが無難です。
- ウォールナット:独特の色と木目が美しく、人気があります。世界三大銘木と呼ばれるだけあり、価格は高めです
- タモ:聞き馴染みがないかもしれませんが、木目が美しく人気があります。価格は中間くらいです
- ゴム:見た目は比較的淡白ですが、塗装で好みの色に仕上げられます。3種の中で最も安価です
マルトクショップで、同じサイズ・同じ条件で見積もりを取った価格は、次のとおりです。
| 樹種(集成材) | 見積価格 |
|---|---|
| ウォールナット | 62,780円 |
| タモ | 25,750円 |
| ゴム | 14,360円 |
※厚さ30mm×奥行600mm×長さ1800mm、無加工・無塗装での見積もりです(2026年9月時点、マルトクショップの見積もりフォームより。送料別。時期により変わります)。同じサイズで、ゴムを1とすると、タモは約1.8倍、ウォールナットは約4.4倍です。
価格重視なら、ゴム集成材を無塗装で注文して、好みの塗装を自分でするのがおすすめです(私はこのパターンです)。こだわるなら、タモやウォールナットにして、角の処理や塗装まで含めて注文するのもありだと思います。
厚さとサイズの目安
- 厚さ:30mmか36mmが私のおすすめです。薄いとたわみやすくて見た目も貧弱に、厚いと重くなります。25〜40mmが許容範囲だと思います
- 奥行:600〜700mmがおすすめです。カフェのカウンター風にしたいなら、400〜500mmもありです
- 横幅:コンパクトなデスクなら1000〜1200mm、広々使いたいなら1400〜1800mmくらいです
私の天板は、幅160cm×奥行60cm×厚さ3cmで、購入当時(2022年ごろ)は約11,000円でした。デスクのサイズを決める考え方は、後悔しないデスク天板サイズの決め方にまとめています。
サイズ別の価格早見表(奥行60cm×厚さ3cm、2026年9月時点)
| 長さ | ゴム | タモ | ウォールナット |
|---|---|---|---|
| 120cm | 8,140円 | 14,600円 | 35,580円 |
| 140cm | 11,170円 | 20,030円 | 48,830円 |
| 160cm | 12,760円 | 22,890円 | 55,800円 |
| 180cm | 14,360円 | 25,750円 | 62,780円 |
※無加工・無塗装での見積もりです(マルトクショップの見積もりフォームより。送料別。最終的な金額は、見積もりフォームで確認してください)。160cm×60cm×3cmのゴム集成材の重さは、約17.5kgです。
価格の推移|年々上がっています
私が天板を買った2022年ごろ、160cm×60cm×3cmのゴム集成材は約11,000円でした。現在は12,760円で、約16%上がっています。
| 樹種(180cm) | 2024年3月ごろ | 2026年9月 | 変化 |
|---|---|---|---|
| ウォールナット | 48,460円 | 62,780円 | +30% |
| タモ | 23,350円 | 25,750円 | +10% |
| ゴム | 13,660円 | 14,360円 | +5% |
※2024年3月ごろの金額は、マルトクショップの記事を書いたときの見積もりです(180cm×60cm×3cm、無加工・無塗装)。2022年の金額は購入時の記憶で、サイズも異なるため、目安です。
値上がりの原因(材料費か人件費か)は分かりません。今後の価格は予想できませんが、これまでは上がってきています。購入を考えているなら、見積もりだけでも取っておくと、予算の目安がつきます。
面取り・塗装・穴あけの選び方
- 面取り:角を削る加工です。こだわりがなければ「糸面+磨き」で十分です。柔らかい印象にしたいなら「上下R面+磨き」もおすすめです。私は「磨きのみ」で注文して、自分でヤスリがけして面取りしました
- 塗装:自分で塗るなら「なし」で注文します。プロの塗装に任せる方法もあります。ウォールナットのように色がきれいな樹種は、クリア塗装で素材を活かすのがおすすめです
- 穴あけ:配線を通す穴が、最もポピュラーな加工です
私は、木の素材感を活かせるワトコオイル(ダークウォルナット)で仕上げました。ペンキなどの塗料は、安っぽく見えたり、はがれたりするのが好きではないからです。
天板を取り付けるときのコツ
天板は、普通にねじ止めしました。ただ、下穴をドリルであけてからのほうが、きれいに留められます。
昇降デスクの脚と組み合わせる場合は、昇降デスクの選び方の記事で、脚の選び方と私の組み合わせを紹介しています。
注文先の選び方|私はマルトクショップ
注文先は、品質、価格、納期・梱包の3つで選ぶと失敗しません。私が天板をオーダーしているのは、マルトクショップです。注文の流れは、材料と樹種の選択、サイズ入力、面取り・R・塗装の選択、購入手続き、支払い、発送の順です。
ひとつだけ注意点があります。注文者情報と支払い情報の入力が2段階に分かれていて、支払い情報の入力を忘れやすいことです。詳しい画面の見方や、他社との価格比較は、マルトクショップの天板を4年以上使った感想にまとめています。
まとめ
- 天板はオーダーにすると、サイズも素材も自由に決められる
- 傷に強い堅めの樹種(ウォールナット・タモ・ゴム)が失敗しにくい
- 厚さは30〜36mm、奥行は600〜700mmが目安
- 価格重視なら、ゴム集成材を無塗装で注文して自分で仕上げる
- 取り付けは、下穴をあけてからねじ止めする
