私の天板は、ゴム集成材を「無加工・無塗装」で注文して、塗装と面取りを自分で仕上げました。この記事では、ワトコオイルのダークウォルナットで仕上げたときの手順と、かかった時間を紹介します。手順は、ワトコオイルの公式の塗り方(ホクサンの「基本の塗り方」)にならっています。

- 天板は無加工・無塗装で注文して、面取りと塗装は自分で仕上げた
- 面取りは240番、そのあとの全体のやすりがけは400番。オイルは公式の塗り方どおりに塗った
- 乾燥時間が長く、土曜の朝に始めて、日曜の昼に完成した
- 面取り:天板の角を削って、面をつける加工です。角をわずかに落とす「糸面」や、丸く削る「R面」があります。
- 小口(こぐち):天板の側面(縁の面)のことです。
- 番手(ばんて):ヤスリの目の粗さを表す数字です。数字が大きいほど、目が細かくなります。
- 木地(きじ):塗装する前の、木の素材そのままの状態です。
- ウエス:オイルの拭き取りに使う布です。
天板を無塗装で注文して、自分で仕上げた理由
価格重視なら、ゴム集成材を無塗装で注文して、好みの塗装を自分でするのがおすすめです。私は、このパターンです。木の素材感を活かせるワトコオイルで仕上げました。ペンキなどの塗料は、安っぽく見えたり、はがれたりするのが好きではないからです。
注文するときの面取り・塗装・穴あけの選び方は、デスク天板はオーダーで選ぶにまとめています。
面取りは「磨きのみ」で注文して、自分でやすりがけ
面取りは、天板の角を削る加工です。こだわりがなければ「糸面+磨き」で十分です。柔らかい印象にしたいなら「上下R面+磨き」もおすすめです。私は「磨きのみ」で注文して、自分でヤスリがけして面取りしました。角を240番で削って、400番で滑らかにしています。手順は「ワトコオイルの塗り方」にまとめています。

ワトコオイルの塗り方|手順と、かかった時間
ワトコオイルの公式の塗り方に沿って、次の10の工程で仕上げました。使ったヤスリは、面取りが240番、そのあとの全体のやすりがけが400番です。
工程ごとの手順
天板の表面についたほこりや汚れを取ります。このあとのヤスリがけとオイルが、きれいに入ります。
天板の角を、240番のヤスリ(サンドペーパー)で削って、面取りをします。
深い傷があるときは、公式の塗り方では、100番くらいの粗いヤスリから始めて、少しずつ細かい番手に変えていきます。
複数の番手と持ち手がセットになったヤスリが便利です。このセットには、240番と400番が入っています。
面取りした部分を滑らかにするため、400番のヤスリで磨きます。
あわせて、天板の表面と小口(側面)も、400番で全体を磨きます。
オイルを、天板の全体に塗ります。量は、適度にします。
塗りすぎると、あとの拭き取りが大変になります。
塗ったあと、15〜30分ほど置いて、オイルを木にしみ込ませます。
ウエス(布)で、しみ込みきれずに表面に残ったオイルを拭き取ります。
そのまま、1時間ほど乾かします。
2回目は、1回目の3分の1〜4分の1くらいの、薄い量を塗ります。
必要に応じて、240〜400番の耐水ペーパーで、表面がオイルで濡れた状態のまま磨きます。
表面に残ったオイルを、完全に拭き取ります。
ここを丁寧にやると、乾くまでの時間が短くなります。
最後に、24時間以上、乾燥させます。この間は、天板を触らないようにします。
乾かす場所は、屋外か、通気性のよい場所にします。季節や気候によっては、もっと時間がかかることがあります。
かかった時間|待つ時間が長い
手を動かす時間より、乾かす時間のほうが長い作業です。待つ時間は、次のとおりです。
| 待つ時間 | かかる時間 |
|---|---|
| 1回目を塗ったあと、オイルをしみ込ませる | 15〜30分 |
| 1回目を拭き取ったあと、乾かす | 1時間ほど |
| 2回目を拭き取ったあと、乾かす(最後) | 24時間以上 |
最後の乾燥だけで24時間以上かかります。そのため、週末の2日間で終わらせるスケジュールがおすすめです。
乾く時間は、季節や気候によって変わります。私が作業したのは春で、比較的乾きやすい時期でした。
乾かす場所は、屋外か、通気性のよい場所にします。
私の時間割は、次のとおりです。
| 日時 | 作業 |
|---|---|
| 土曜日の8時台 | 1回目のオイルを塗る |
| 土曜日の10時台 | 2回目のオイルを塗る |
| 日曜日の12時ごろ | 24時間以上待って、完成 |
土曜日の朝に1回目を塗って、日曜日の昼に完成しました。
失敗しないための注意点
- 拭き取りは、丁寧にする。拭き取りが不十分だと、乾きが遅くなったり、表面が固まってベタついたりすることがあります
- 乾かすのは、屋外か、通気性のよい場所で。季節や気候によって、乾く時間は変わります
- 塗って1時間ほどすると、木の内部からオイルがにじみ出ることがあります。そのときも、しっかり拭き取ります
- オイルをしみ込ませた布は、使い終わったあとの処理に注意が必要です。使う前に、缶の注意書きを確認してください
仕上げに使うもの
オイルは、私が使ったダークウォルナットです。濃い茶色に仕上がります。
ヤスリは、複数の番手と持ち手がセットになったものが便利です。このセットには、面取りと全体のやすりがけに使う240番と400番が入っています。

よくある質問
天板は、自分で塗装できる?
できます。私は、ゴム集成材を無塗装で注文して、ワトコオイルで仕上げました。ヤスリで磨いて、オイルを塗って、拭き取る作業です。
ワトコオイルは、何回塗ればいい?
公式の塗り方では、2回塗りの手順です。1回目は適度な量を塗って拭き取り、2回目は1回目の3分の1〜4分の1くらいの薄い量を塗ります。
ワトコオイルの乾燥には、どれくらいかかる?
公式では、最後に24時間以上の乾燥が必要です。1回目の塗布のあとにも、1時間ほど乾かします。乾く時間は季節や気候で変わるので、屋外か、通気性のよい場所で乾かしてください。私は、春に作業して、土曜の朝に始めて、日曜の昼に完成しました。
天板の面取りは、自分でできる?
私は、注文のときに「磨きのみ」を選んで、角を240番のヤスリで削って面取りしました。そのあと、400番で面取り部分と全体を磨いています。「糸面+磨き」や「上下R面+磨き」で注文すれば、加工済みで届きます。
オイルを塗るとき、ベタつかない?
拭き取りが不十分だと、ベタつくことがあります。塗ったあとに、ウエスで余分なオイルをしっかり拭き取ってください。
まとめ
- 天板は、無加工・無塗装で注文して、面取りと塗装を自分で仕上げることもできる
- 面取りは240番、全体のやすりがけは400番。オイルはワトコオイルの公式の塗り方どおりに塗った
- 乾燥時間が長いので、週末の2日間のスケジュールがおすすめ

