テレワークが主流になるにつれ、自宅にオフィス環境を構築する必要性が高まっています。
自宅用のデスクは、基本的に自分が使うモノです。会社のデスクのように不特定多数が使うモノではありません。よって、思う存分自分の用途・アクティビティに適したサイズにすればよいのです。
デスクの天板は、作業スペースそのものですし、その大きさを細かくカスタマイズするのは案外楽しいです。私は、熟考の末、奥行き60cm×幅160cmの天板を使用しています。
奥行き×幅イメージ一覧表

デスク天板の奥行き
デスクの奥行きは、体の正面におけるモノの量、姿勢にも影響を与えます。
奥行き40cmのデスク

一般的なカフェのカウンター席と同じくらいの奥行きです。
13インチくらいのノートPCを広げて軽く作業するのにちょうど良いサイズです。しかし、デスクトップモニターを置いて長時間作業するには少々窮屈です。
スペースを取らないので、デスクで部屋を狭くしたくない場合はおすすめです。
奥行き50cmのデスク

ノートPCの手前に少しスペースがあるので、外部キーボードやメモ帳を置くことができます。
デスク上の余裕は一定確保しつつも、場所を取らないことを重視すると、50cmくらいに落ち着きます。
奥行き60cmのデスク

カフェの2人席くらいの奥行きです。外部ディスプレイを置いても充分作業スペースを確保できます。
市販のデスクであれば、だいたい60cm以上の奥行きが一般的です。
奥行き70cmのデスク

一般的なオフィスの事務デスクは、大抵奥行き70cmです。外部ディスプレイまでの距離も充分確保できます。
奥行き80cmのデスク

デスクとしてはかなり大きめ。奥側まで手を伸ばして、ギリギリ届くくらいの奥行きです。
デスクシェルフを置く場合は注意
なお、デスクシェルフを置く場合は、実質的な作業面が狭まるので要注意です。
大きな書類を広げたり、PCとノートを前後に重ねたりする予定があれば、デスクシェルフ分を差し引いて空間を確保できるかどうか考えると良いでしょう
例えば、奥行き20cmのデスクシェルフで作業面の奥行きが50cm欲しいなら、奥行70cmのデスクにしておいた方が良いということです。
デスク天板の幅
デスクの幅は、キーボードやノートなどの作業スペースに加え、PC本体やスピーカーなどの物置きスペースにも影響します。
幅100cmのデスク

幅100cm(1m)は、比較的コンパクトなデスク幅です。
幅120cmのデスク

幅120cmは、オフィスの事務デスクとしては一般的なサイズです。
幅140cmのデスク

幅140cmは、オフィスでいうと管理職用の少し大きいデスクです。
デスク上にウルトラワイドモニター(34インチ)を置いても余裕があります。また、デスク下にワゴンを置いても座るスペースを確保しやすいです。
幅160cmのデスク

幅160cmもあると、かなり広々としたデスクという印象です。
ノートPC、外部ディスプレイを並べても余裕があるので、スピーカーや観葉植物など色々なものを設置することができます。
幅180cmのデスク

幅180cm以上になると、デスクに限らず他の用途でも使えるくらいの大きさです。
ゲーミングPCを机上に置いたり、撮影機材コーナーを作ったりと、単なるデスク以上の使い方ができるようになってきます。
奥行き×幅で決まるデスク天板サイズ
ここまで見てきた奥行きと幅をかけ合わせれば、デスク天板サイズが決まります。
「どんな用途で使いたいか」を考えて、自分に最適なサイズを見つけられると最高です。もちろん、1cm単位での微調整もあり。

デスク天板サイズの制約条件
以上、デスク上のアクティビティから必要な天板サイズを考えてみました。ただし、これらはあくまで理想的な天板サイズです。
一方、デスク天板のサイズを考える上で制約となる条件もあります。それは、デスク周囲や部屋との関係性です。これを考慮しないと、購入後に後悔しかねません。
購入後の後悔とは
「デスクが大きすぎて部屋が狭い!」
「デスクが大きすぎて横を通れない」
といったものです。もちろん、購入前に少し考えておくだけで、トラブルや後悔を避けることができます。
部屋の大きさに対するデスクの大きさ、デスク周辺のスペース確保についても、一度考えてみると良いかもしれません。
木材の天板をオーダーメイドする方法
天板サイズが決まり、もし木材でデスク天板を作るなら、通販でオーダーメイドするのがオススメです。
仕事や家事をしている間に天板を製作・発送してくれるので、我々は家で待つだけで済みます。
私のデスクの天板やアイアンシェルフの棚板はすべてここでオーダーしています。
幅・奥行き・板厚まで自由に正確にサイズオーダーできるのに、思ってる以上にお手頃価格。天板サイズ160cm×60cm×3cmで価格11,000円くらいでした。
他社比較でも最安レベルだったと思います。
品質も文句なし。体験談や注文方法はこちらの記事に記載しています。
