デスクを置くような部屋に限らず、住宅の部屋は基本的に壁に囲まれています。壁の一部にドアや収納や窓がついていますが、残りはだいたい壁です。
ある程度の広さがある部屋では、壁とデスクの位置関係にいくつかのパターンが生まれます。そのパターンとは、デスクに向かった時の壁の向きによるもので、①正面、②背面、③側面の3つです。
目次
パターン①|正面に壁
デスクの目の前に壁がある、という配置です。
メリット
- 余計な情報が視界に入らないので、作業に集中しやすい
- 壁面を装飾することで、映えるデスク周りになる
- 座るスペースと動線を兼ねられるので空間を効率的に使える
デメリット
- 人によっては背後が気になってしまう
パターン②|背面に壁
椅子に座った時、背中側に壁がある配置です。
椅子を引いて座るスペースやリクライニングスペースを考慮すると、デスクと壁の間は120cmほど離すことをオススメします。
メリット
- 無防備な背中側が壁になるので安心感を得られる
- オンライン会議の際に背景に困らない
デメリット
- デスクが部屋の内側に寄り、邪魔になりやすい
- デスク背面が見えてしまう
パターン③|側面に壁
デスクの右側、または左側に壁がくる配置です。
メリット
- 壁の活用、壁の安心感の両方をそれなりに得られる
デメリット
- デスク幅が大きいと、部屋を遮る恐れがある
- デスク背面が見えてしまう
複数の壁との関係
部屋には、基本どの方向を向いても壁があります。当たり前ですが。
ゆえに、厳密には「ある壁に対しては正面を向くけど、別の壁に対しては側面になる」ということが起きます。
部屋の隅には壁が二面ありますし、そもそも小さな部屋であれば三方・四方が壁に囲まれる状態もあり得ます。
結局、1つの壁とデスクの関係性では語りきれず、部屋の中における位置とも密接に関連するのです。
スッキリしない結論になりましたが、要するにデスク配置は沼なのです。。。