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【まとめ】デスク配置を要素分解して考える|目的別オススメ配置も

「部屋のどこにどの向きでデスクを置くべき?」

デスクを買う前も買った後も、悩ましいのがデスクの配置です。

デスク配置についてネットで調べてみると、「部屋」という空間の話や「壁」や「窓」という要素の話がごちゃ混ぜになっている記事が多く、判然としない感じがあります。

そこで、デスク配置を「部屋」「壁」「窓」「ドア」との位置関係に分解して考えてみたいと思います。

目次

部屋における位置関係

部屋という空間に対して、デスクをどの位置にするか。

中央(アイランド型)、辺(壁付型)、隅(コーナー型)の3パターンが考えられます。

よほど広い部屋でない限り、部屋の辺(壁付型)か隅(コーナー型)がオススメです。というよりも、辺か隅に置かざるを得ないと思います。

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壁との位置関係

壁を正面にデスクを配置すれば、視界に入るノイズを減らせます。

一方、壁に背を向ければ、無防備な背中側が守られるので、安心感が生まれます。WEB会議の背景にも困りません。

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窓との位置関係

窓を正面にしてデスクを配置し、外を眺められるようにすると、心地よい眺望環境を得られます。

一方、窓を背面にする場合は、ディスプレイへの映り込みに注意です。

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ドアとの位置関係

ドアが視界に入る配置なら、安心感を得られます。家族と同居している場合など、人が出入りする気配に気づけるからです。

ドアからデスクへの動線にも配慮しましょう。スッとデスクに向かえる配置だと効率的です。

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目的別オススメ配置

以上の要素分解を踏まえ、「じゃあどうしたらいいんだ」という問いに答えます。

目的に応じて、適切なデスク配置は変わってきます

目の前の作業に専念する配置

目の前の作業に専念するためには、視界のノイズを減らすことが重要です。部屋の辺や角で、壁を正面にして、屋外やドアが見えない配置が考えられます。

安心感を得られる配置

安心感を得るためには、不安感に対処する必要があります。

不安感の中身は様々ですが、空間的には「室内の様子が見えない」ことが例として考えられます。

その場合は、壁に背を向けて、部屋やドアを見渡せる配置が有効と考えられます。

心地良さを感じる配置

人は見晴らしの良さと身の安全を両立できる場所を、空間的に心地よいと感じるようです。これは「眺望−隠れ家理論」の解釈です。

窓から屋外を見渡せる配置は、屋内という隠れ家にいながら、屋外という眺望を得られるため、心地良さを感じやすいといえます。

デスク2台の配置

デスクが2台あると、仕事とプライベート、集中とリラックスといった使い分けができます。

配置も、L型や対向型など複数のパターンが考えられます。

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部屋選び

デスク配置を考えれば考えるほど、「結局は部屋に依存する」ことが分かってきます。

デスク配置は、部屋の形や特徴とは切っても切り離せず、どこまでパターン化しても、結局は唯一無二のものなのです。

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